希望の欠片

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ひま~な昨晩の店。誰一人きやしない・・・。
カウンターに独り腰掛け、パソコンなどいじりつつ、いじけつつ。
もう今日はこねーなーなんてのんびりしていると・・・・
「まだ大丈夫ですか?」と何度か来店しているお客様。
こんな気の抜けた状態でお迎えするのが申し訳なく。。。

このお客様忘れもしない。
スタッフが体調不良により長期離脱した頃。
オレ独りで店をきりもりしていたときに初来店された方。
週末でとんでもなく忙しくなる中、
独りでオーダーを取り、調理し、会計し、配膳し・・・さすがのオレも強烈に追い込まれていた。
やっとこのお客様にオーダーされたバーガーを出した時にはかなり待たせてしまっていた。
一言申し訳ありませんと添えると、とんでもない・・・と返してくれた。
自分でも納得のいかない店の状態ながら、
気を使わせて客にそんなことを言わせてしまったのは痛かったが、すこしホッと救われる気がした。
会計の後も、「おいしかったです!!また来ます」と。

それから数回ご来店されている。
何も暇なときに来てくれるお客さんがいいとかそんなじゃなくて、
ここ最近、うちの店にも常連に近い存在になる方々が現れ始め、
よくよく考えるとやっぱりそんな人たちがうちの店をかなり助けてくれているな・・・なんて思う。
今年スタートの2日から3日間連続でやってくる客。
決して名の知れた店でもなく、高級料理がでてくる店でもない。
ましてや面白トークをする店主がいるわけでもなく、
とんでもなくいいサービスをうけられる店でもない。
それでもこちらが、「いつもホント助かります」と言うと
「こっちこそ、こんなうまいもん作ってくれてありがとう」と言って貰ったり。

昨日のそのお客様は帰り際、
オレが2月に一定期間お休みをもらいますということをお伝えすると、
「なくらないですよね?そっちいっちゃうわけじゃないですよね?」
と少し焦った様子で聞いてくる。なくなっては困ると言わんばかりの勢いで。
そんだけオレのやってること、やってるこの店が、
その人たちにとって大事なモノになり得ているんじゃないか・・・と思えてたまらんくなった。
オレがいうのもなんだが、きっとこんな店、この町には二度とできないであろうと思う。
だいたいセオリーやらマーケティングなんてもんのものさしではかったら
こんな場所でこんなやり方ありえないし、誰もびびってやりゃーしない。
オレがこの場所でやり続ければ、それっぽい店も少しは増えるかもしれんが、
きっとここまで変態的なやり方はやらないでしょ。だって非効率的すぎるもん。
それでもね、こんなやり方したこんな店に通う人、
とんでもない価値を見出す人がいるわけですよ。
徐々にね・・・・わかってもらえてきてんちがうかな?とね。
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by tiger-center4 | 2007-01-05 18:32 | DIARY
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