一瞬

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自分がこの店を出した意義や価値を感じられる一瞬がある。
それは三瞬でも五瞬でもなく、やはり一瞬だ。

自分が自分の基準で勝手に始めた店に、最高の笑顔をくれる方々がおる。
感想や感謝の思いを切々と伝えてくれる方々がおる。

そんな一瞬のためにオレがオレであり続け、この店がこの店である所以を自分が灯し続けなければいけない。
その一瞬の数をアホみたいに増やしてやろうなんてことは思っていない。
ただそんな方々のそんな一瞬に対し、揺るがぬ想いと生き様で応えたいと。

自分自身が素直に表現した世界にただ一つだけの空間と商品に、自分勝手に始めたこの店とそのスタイルに、
何はなくともなんかいいんだ!!と感じてくれた人たちがいるという幸せ。
たまらないのだ。そんな一瞬に出会えるとき、自分が描いてきたもの、磨いてきたものの本当の価値を知ることができるから。
こういうやり方には、かなりのリスクも伴う。
ただこういうやり方でしか届かないことがあり、表現したものが伝わらないという事実もその裏側にある。
何かメディアに取り上げられたとか、有名なブランドを取り扱っているからとか、そういった薄っぺらいものとは全く異なる
どんなに金を積んでも、どんなに有名になっても、ただそれだけでは手に入れることができないものがある。
いや、こんな世ではむしろそうなってしまってはそれを体感する権利さえ、失うのかもしれない。

イベントへ出陣したことも、単にそこでの利益や出会いを求めていたわけではなく、
自分のありとあらゆるものを確かめるためでもあり、
強烈な相棒にも再会し、自分という存在を確認するためでもある。
店を構えたらのんべんたらりんとお客さんを待って、迎えていればいいとは思っていない。
飲食店という枠組みの中では、うちの店のようなスタンスは在り得ない事かもしれない。
それでもうちはそんな店だ。
自分自身や店自体を高める何かがあるのならどこへでも出かけよう。どこででも表現しようと。
問題は場所や環境ではない。自分の気持ちだと。
やろうと思えばどこでもできる。そのうちアメリカへ乗り込んで、路上で売ったろうか?とも・・・
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by tiger-center4 | 2007-10-26 20:05 | SPIRIT
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