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一瞬

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自分がこの店を出した意義や価値を感じられる一瞬がある。
それは三瞬でも五瞬でもなく、やはり一瞬だ。

自分が自分の基準で勝手に始めた店に、最高の笑顔をくれる方々がおる。
感想や感謝の思いを切々と伝えてくれる方々がおる。

そんな一瞬のためにオレがオレであり続け、この店がこの店である所以を自分が灯し続けなければいけない。
その一瞬の数をアホみたいに増やしてやろうなんてことは思っていない。
ただそんな方々のそんな一瞬に対し、揺るがぬ想いと生き様で応えたいと。

自分自身が素直に表現した世界にただ一つだけの空間と商品に、自分勝手に始めたこの店とそのスタイルに、
何はなくともなんかいいんだ!!と感じてくれた人たちがいるという幸せ。
たまらないのだ。そんな一瞬に出会えるとき、自分が描いてきたもの、磨いてきたものの本当の価値を知ることができるから。
こういうやり方には、かなりのリスクも伴う。
ただこういうやり方でしか届かないことがあり、表現したものが伝わらないという事実もその裏側にある。
何かメディアに取り上げられたとか、有名なブランドを取り扱っているからとか、そういった薄っぺらいものとは全く異なる
どんなに金を積んでも、どんなに有名になっても、ただそれだけでは手に入れることができないものがある。
いや、こんな世ではむしろそうなってしまってはそれを体感する権利さえ、失うのかもしれない。

イベントへ出陣したことも、単にそこでの利益や出会いを求めていたわけではなく、
自分のありとあらゆるものを確かめるためでもあり、
強烈な相棒にも再会し、自分という存在を確認するためでもある。
店を構えたらのんべんたらりんとお客さんを待って、迎えていればいいとは思っていない。
飲食店という枠組みの中では、うちの店のようなスタンスは在り得ない事かもしれない。
それでもうちはそんな店だ。
自分自身や店自体を高める何かがあるのならどこへでも出かけよう。どこででも表現しようと。
問題は場所や環境ではない。自分の気持ちだと。
やろうと思えばどこでもできる。そのうちアメリカへ乗り込んで、路上で売ったろうか?とも・・・
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by tiger-center4 | 2007-10-26 20:05 | SPIRIT

IN KIYOSATO

清里への遠征、行ってまいりました。
遅ればせながら画像と共にアップします。

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うちのブースはこんな感じ。↑
そして、噂のEARLY BIRDはこんなふてぶてしい?感じ。↓
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無事帰還しました。。。
というほどにいろんな意味でヘビーな3日間でした。

今年2月に福岡のEARLY BIRDで行った期間限定販売とはまた違う形での出張。
チカラが入らないわけがないのだが、なんとも情報がほとんどない状態で、はじめての野外イベントでの出店。
環境はある意味かなり苛酷。
水場は遠い、ストックできる冷蔵庫や冷凍庫はほとんどなし、販売予想を立てるにも過去の出店者データもなし、スタッフも臨時招集、
こんな状況で引き受けたオレもオレだが、それに追い討ちをかけるように天候も開催前日が雨、気温もかなり低い、
ブースの設営もままならない、ぶっつけ本番、えいやっ!!でどんだけできるんか?
どんだけCENTER4を表現できるんか?本当にチャレンジだった。

肉体的にもかなり負荷がかかったし、初めてのことは何かと都合の悪いことが起こるわけで、
そんな中、こういう状況の中でやれることはやった。
結果として、内容として、イベント自体に貢献できたわけでもなく、いやむしろ足を引っ張ったかもしれない。
ものすげー悔しいし、残念だったが、これが現状だと。まだまだなんだということ。
ただ、そんな結果であっても実は自分の中では不敵な笑みが止まらない。
初めての経験だっただけにアホんごと発見があった。とにかくやってよかったと自分の中では思っている。

もちろん、この先あるのか、ないのか、
福岡のEARLY BIRDと同じ舞台でのイベント参加はまちがいなく貴重であり、有意義そのもの。
出会った頃とはまた違う、ただその熱きものは変わらず、
アホな話、暑苦しい話、シビアな話、そんなもんが繰り広げられる時間は格別。
彼がしかける表現や展示、空間、言葉、存在自体が放つ力を直に感じられる。
それに加え、はるばる福岡の大牟田からやってきたFranchesca&Co.オーナーの牛女。
これまた嬉しき時間であり、久々に会う牛女はなんだか一回りでかくなったような・・・。
お客さんとの嬉しき再会もあった。
静岡から来てくれたご夫婦。完全アウェーであり、うちの店を知る人間は皆無に等しい。
さらにはなかなかうまくいかない過酷な状況の中で、
彼らの顔を見た瞬間、なんだかやっとうちの味方に会えたようなそんな気がして、
このイベント期間中、はじめて素になったというか、高山からやってきたということ、
実店舗があり、そこをベースに表現を重ねてきたことを思い出すことができた。
わざわざ遠路はるばる顔を出してくれたことにとても嬉しくなり、
テンションは上がる一方。本当にありがとうございました。
そして、このイベントではじめてCENTER4と出会った方々。
2日間にわたりご来店頂き、ハンバーガーを食してくれた方、
食後にわざわざ自分の前までやって来て、
「ご馳走様でした、おいしかったです」と告げていかれる方、
普通に食した後、帰り際に再度立ち寄り、テイクアウトされる方、
「いつもブログを拝見してます。応援してますんで・・・」と差し入れまでしてくれた方。
数は多くなくとも、そういった方々には確実に何かが届いたのだと思う。

そんなこんなでいろんなもんがギッシリつまった時間。
いくらカネを積んでも獲得できないもの。確かに頂きました。
イベント関係者の方々に感謝すると共に、
出店に伴い、第一にサポートしてくれたスタッフ各位、母+犬に感謝したいとそう思います。

こういう機会をもらえたお陰で、意識の高まりをより一層のものとし、
表現することには終わりがないこと実感することとなりました。
今度はいつどこでどんな表現をし、届けていくのか?いけるのか?
自分に期待して止まないのです。。。
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by tiger-center4 | 2007-10-24 15:28 | DIARY

明日17(水)は営業しますよって・・・




明後日18(木)~21(日)はイベント出店のため臨時休業となります。
そのため明日水曜は定休日ですが、臨時に営業いたします。

皆様のご来店お待ちしております。。。
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by tiger-center4 | 2007-10-16 22:16 | INFO

TALK

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たま~に、めちゃめちゃお客さんと話す。
もうええやろ?ってくらい話す。
毎日毎日、全てのお客さんとそうなるわけでもなく、本当にごく稀に。
特段、こういう身分で、こういう職で、こういう世代のお客さんで、
みたいなくくりもなく、どこの国のどんな人であれ、それは突然に始まる。

基本的には飲食店なわけで、自分がしゃしゃり出るほど鬱陶しいものはないと思っているので、
接客はほとんどSTAFF任せで最低限しか自分は前に出ない。
ましてや店を通して、友達を作りたいわけでも、恋人を作りたいわけでも、アイドルやカリスマになりたいわけでもない。
そういうもののために構えた店ではない。
作り手の顔が見えることに対して非常に価値を置く考え方もあるが、
自分の場合、そこにあまり必要性や価値を感じないので積極的にはやらない。
パーソナルな部分を前面に出した日記みたいなブログも書かない。
オープンキッチンの厨房に立ち、動き、声を発しているだけでもわかる方にはわかるし、
質問されればもちろん答える。隠したいわけでもなんでもないので。
聞きたい人は聞くし、うちの店が気になる人は自然とそういう動き方をするわけで。
まあ、そんなこんなで得体の知れないオーナーでいいな・・・と思ったりしている。
最近はそんな雰囲気を存分に出しているせいか、
はたまたこういうスタイルをご理解頂いてか、なにやらかにやらと聞かれることも少なくなった。

ただ、そう、稀に自分のスイッチを “ON” にする人がいる。
STAFFはたびたびそんなシーンを目にしているため、
「あ~、この人、スイッチいれてしもうた・・・」と思ったりしているのではなかろうか?と。
しゃべりたい欲求があるわけではないが、然るべき方がいらっしゃれば、
オーダーを終わらせると、仕込みや片付けそっちのけで話し込み始める。
そういう欲求がある方も少なければ、自分自身もそういう欲求は少ないので、滅多に起こることではない。
こういったブログのように勝手な自分スタンダードでの考え方や哲学・美学なんかを受け止めてもらったり、
直にぶつけ合えるというのは、普段でなかなかないこと。
だから、自分も無意識に始まるこのシーンに実はとても期待していたりする。

話す内容は、その都度異なる。
ビジネス的な話、社会的な話、哲学的な話、精神的な話、多岐に渡る。
「その服お似合いですね」とか、「それカワイイですね」とか、
こういう話をすれば顧客になるだろうとか、
お客の心を掴むセールストークみたいなものとは無縁の世界。
飲食店でお客さんと普通そんな話する?みたいなことも多い。
それでもそういう機会をもらったからにはとことん話す。
そんな中から何かが生まれることも少なくない。
たまたまいらした観光客の方で、1度しか会ったことがないのに、何かと気にかけてもらっていたり、
高山への帰省の度に顔を出してくれるようになったお客さんがいたり、
自分の道を決めかねていた若者が話せたお陰だといって旅立っていったり、
福岡と高山という遠距離ながら行き来をするようになる輩がいたりと。
人の一生の中で、出会える人や関われる人の数には限界があり、
ここぞというタイミングやチャンスは1度たりとも逃すまいと思っている。2度はないから。。。

だからこそ、ここCENTER4がお金やモノだけではない
そういった視覚的には見えないような何かが生まれるような場所であり、
そういった何かを生み出せるような自分でいられたらいいなと思ってやまないのである。
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by tiger-center4 | 2007-10-15 19:59 | STYLE

貧疎

どんだけ金銭的に貧疎になっても、
頭ん中や思考だけは貧疎になりとうない。
いや、逆にどんだけ金銭的に裕福になろうと、
頭ん中や思考が貧疎であれば何の意味もなかろうと思うのです。

いろいろなものを感じるチカラはなくしたくない。
日々起こる出来事やいろいろなものに触れたり遭遇する中で、
感じられなくなったら自分としては終わりだと思う。

人がなぜそう在るのか?
モノがなぜそう在るのか?
何もかもが用意され、考えることを次第にしなくなった人たちは、
自分がなぜ現在の状況にあり、どんな要素から成り立っているのかさえ、自覚できない。
推し量ろうとしなければ感じることも限られてくる。
どんだけのものを知り、どんだけのことがイメージできるか?
そのチカラによって、表現できること、伝えることができること、全てが変わってくる。
その人一人のチカラが集まり、組織となり、地域となり、果ては国、世界、地球と・・・・
様々な社会問題があるが根本はそこやろうと。
若い世代に何を伝えて、何を残すのか?人をどうやって育てるのか?

貧疎やな~と思うことが最近多々ある。
それと同時にほほ~と思うこともわずかにある。

いつでもそう、全ては自分のチカラにかかっていると、そう強く思うのです。
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by tiger-center4 | 2007-10-01 22:35 | SPIRIT