「腕に自信があって、こんだけうまいもん出すんだから、あとは場所だよ・・・。」 なんて言われたりする。。。 まあ、確かに・・・と思う。 人通りの多いところや人口がもっと多い都市部でやれば、ある意味間違いない。 でもその間違いないっつーのは、売上やら、客数だけの話なわけで、 オレはそれだけのために店を持つなんてしたくはない。 そんでもって、そんな安易なもんで店を持つなんて、そんなことほどおもしろくないもんはない。 そんなもんにオレは本気にはなれない。 だから今の段階でやるべきことはそれではないだろうよ、オレっ!!と思ってる。 もちろん売上や客がないことには生活できんし、 それ以外で描いていることなんて実現できやしない。 オレはただの夢想家でも、生活を犠牲にして夢を追っかける夢追い人でもない。 んでもってバーガー職人でもない。ただの飲食店を経営する個人事業主である。 だからいくら理想が・・・とはいっても、それだけで突っ走るようなおバカさんではない。 今やってることも結果と内容が伴い、実利が出て始めてミライがある。 人と違った道ややり方を貫き、成果をあげることは容易なことじゃないし、不安も並大抵ではない。 時に大きな誤解を受けることもある。 注目されたくて、奇を衒ってそんなことをしているわけでも、高山でバーガー屋をやっているわけでもない。 見る人によっちゃー、和の町並みにアメリカン、そば屋とかばかりの中にバーガー屋。 とても安易な思考でこの店を始めたと捉えられかねないが、それはそれでもよい。 大事なことは、それがどう見えるのかではなく、自分がどうあるか、ということ。 そこがきちんと理解できていれば、必ずやその意味やその価値を体感する人が増えていくとオレは信じている。 実はね。腕に自信があって、旨いもん出せるんだから、そう、だからここなわけですよ。 自信がなけりゃこんなとこでできません。 もちろん、一般的な方々が思うような、 店出して、一儲けして、札束片手にわしづかみして、ガハハハ、みたいなんはここにはないと思う。 でも最初からそんなもんはいらんのよね。そんなん楽しくもなんともないから。 人それぞれ価値を置くものは違う。 オレのそれはちょっと異常なのかもしれんが、 そんな異常なもんに魅了されたり、衝撃を受けたり、最高の笑顔を引き出されたりする人がいるという事実。 そんなもののためにオレはアホみたいに毎日同じような日々を繰り返し、体を使い、人生という限られた時間を使う。 とんでもなく非効率的で見る人が見れば、かわいそうなヤツだと言われかねないが、完全にアホかもしれんが、これがオレ。 そこに価値を感じ、それが欲しくてたまらんのです。 どんなに安定的な仕事よりもオレはこれを選んだ。 オレ基準で言えば、これがオレにとって一番安定的なわけです。。。。
by tiger-center4
| 2007-01-15 18:31
| SPIRIT
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